ネコハナ商店

日々思うことを、気ままに綴るブログ

31年前に届いた荷物を開けてみた話

こんばんわー、ネコハナです。


ネコハナは、28歳で結婚しました。翌年の29歳に結婚式をしました。その結婚式翌日に両親から紙袋で包まれた荷物を貰いました。
父は、「ただの新聞だから」と言っていたのでネコハナは自分が生まれた日の新聞なんだろうなーぐらいの気持ちで受取りました。

その後、荷物を開けることなく、4年が経ちました。ネコハナ32歳です。今、1歳4ヶ月の息子がいますが、最近イヤイヤ時期ではないものの自己主張が前より強くなり、グズることが増えました。母親になって1年4ヵ月、まだ話せない息子の気持ちが分かる時もあれば、全然わからない時もあり、今まで自分なりに頑張ってやってきたつもりでしたが、昨日ついに心が折れました。


ネコハナの様子を見た旦那は、息子を連れて外に出掛けてくれました。ネコハナは、1人になってから自分の殻に閉じこもりました。久しぶりに泣きました。自分が思ってるよりも心は、いっぱいいっぱいだったんだなーと気付きました。

そんな時に、ふっと結婚式に貰った荷物を思い出し、開けることにしました。消印を見ると、ネコハナが1歳になる誕生日になっていました。なので、31年前の荷物ということになります。中には、ネコハナの生まれた日の新聞紙がいくつもありました。その当時、出ていたすべての新聞を買ったのでしょう。その数、10個もありました。ネコハナは、手紙とか入ってるのかなーと思っていたのですが、手紙は入っていませんでした。各社の新聞紙をめくっていくと、当時の広告に挟まれた1冊のノートが出て来ました。


開くと、ネコハナの名前の候補、画数などが書いてありました。その瞬間、涙腺が壊れたように泣きました。両親の想いを感じながら、1枚ずつめくって行きました。最初に出てきた名前の候補には、なりませんでしたが、最後まで悩んだ名前だとは聞いたことがありました。

最後の方に、やっと今のネコハナの名前の候補がありました。ネコハナ自身も息子が生まれる前に旦那と一緒にアレじゃない、コレじゃないと名前を悩みました。一番最初にプレゼントしてあげる「名前」を悩んでいた形跡を今回知ることが出来て本当に良かったです。今までこの荷物を開けなかったのは、このタイミングで開けるってことだったのかなーと思いました。

ネコハナの気持ちが落ち着いて、荷物をしまおうと思った時にノートを挟んでいた広告に目が行き、随分古い広告だなーと思って広げて見たら……。

今度は、黒のマジックで描かれた大きな絵がありました。その瞬間、また涙が止まりませんでした。明日で1歳になるネコハナを当時3歳になる兄が描いてくれた似顔絵でした。これを見て改めてネコハナは1人じゃない!って気付きました。


10ヵ月と9日、ずっとお腹にいた息子、可愛いだけで子育てはやって行けないとは分かっていましたが、想像以上に、大変な時も……。
今回、息子との子育てのスレ違いの中で、すごく心がやられてしまいました。

でも、今回両親からの荷物を開けて、両親と兄から大事なモノに気付かされました。ネコハナは、こんなに愛されていたんだなー、ネコハナは1人じゃないと。この思いが息子にも伝わるように、子育てしていきたいと感じました。

これから成長するにつれて、息子とはまたスレ違うこともあるでしょう。そんな時は、我慢せずに正直に自分の気持ちをまず旦那に聞いてもらおうと思います。今までは、自分の気持ちを話せずにいました。そして、辛い時は泣く!無理しないで吐き出して行こうと思います。


荷物を送ってくれて、ありがとう!
愛情いっぱい育ててくれて、ありがとう!
大事なことに気付かせてくれて、ありがとう!

5月5日が結婚記念日の両親に伝えたいです。







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